和食店メニューブックで使えるフォント[Mac標準編]
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飲食店さんの中で、メニューを自作する方も多いのではないでしょうか。今日は、フォント選びだけで見栄えが違ってくるよ、をお伝えします。
和食店にオススメ”明朝体”
明朝体とは、日本人が一番文字を読みやすいと言われているセリフ書体の一種です。セリフ=文字の端にある小さな飾りの意味です。なので簡単に覚えるには「明朝体=セリフ書体」で良いと思います。
ヒラギノ明朝
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言わずも知れたMacを代表する明朝体フォント。細かく言うとMacのOSバージョン毎にPro(N)だったりStd(N)太さもマチマチありますが、とにかく「ヒラギノ明朝」か「Hiragino Mincho」が見えたらこの文字になります。 律儀な文字の形をしているので、凛とした印象のものを表現する用途に向いています。太さも選べるため、見出しと内容の使い分けも可能です。このフォントは、Windowsには現時点で標準で入っていません。
凸版文久明朝
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フォント界では有名な「モリサワ」が作ったフォント。そもそもが本文用として作られているので、視認性は高いですね。このフォントを使いたい場合は「凸版文久明朝」「Bunkyu Mincho」が見えたら選びましょう。このフォントも、Windowsには現時点で標準で入っていません。
游明朝体
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初めてWindows、Macのどちらにも搭載された日本語フォントです。厳密に言えば互換性は完璧ではありませんが、このフォントを知っておけば、WindowsとMacの違いにイライラしないで良いでしょう。太さも選べて便利ですね。
いかがでしたでしょうか。一言でMacOS明朝体だけでもこれだけの種類があり、使い方次第で十分見栄えの良いメニューブックが作れそうですね。文字のサイズ、太さ、余白が大事になってきますので、Macをお持ちの方は、ぜひともチャレンジしてみてください。